Impact-Site-Verification: fd0c876d-cb9c-41ea-adf1-e65122990e35 爬虫類飼育者の災害時の停電対策 大容量のポータブル電源

爬虫類飼育者の災害時の停電対策 大容量のポータブル電源

爬虫類
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爬虫類飼育者の災害時の停電対策について 準備しておくことは?

以前からいつ首都直下地震が起こるかわからないと言われていますが、近年では南海トラフ地震も近年に起こる可能性が非常に高いとして注目を浴びています。南海トラフ地震に関しては京都大学の名誉教授である鎌田浩毅氏が『2035年の前後5年のどこかでほぼ確実に地震が起こる』とまでかなり具体的に発表されています。
また、巨大地震が起こると停電や断水が起こる可能性が非常に高く、停電が復旧したとしてもしばらくは計画停電が行われる可能性も十分にあります。

現在、自宅で爬虫類を室内飼育している立場としては災害時の停電は生体の生死に関る大きな問題となります。そのため、現在私の家ではポータブル電源で停電時の対策を行っています。
ポータブル電源って何?という方やポータブル電源はどうやって選べばいいの?という方に参考になれば幸いです。

ポータブル電源とは

ポータブル電源とは家電製品への給電・充電ができる大容量の便利なバッテリーです。
太陽光パネル等で発電し、ポータブル電源に充電を行うことでアウトドアや災害時に電化製品を使用することが可能となります。
持ち運びやすく、電源を確保できない状況でも家電製品に給電が可能です。キャンプで扇風機を使ったり、冬には電気毛布等の暖房器具も使用できます。災害で停電が起こった際でも携帯の充電はもちろん、容量次第ではエアコン、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器等の大型家電も非常用電源として使用することが可能です。特に大容量のタイプは、家庭用の蓄電池としても使用ができるモデルもあります。停電時には爬虫類を飼育する上で必須となるライト類や暖房器具を動かす重要な電力源となります。

ポータブル電源の選び方

ポータブル電源の選び方ですが、まずは飼育している設備にどれくらいの電力がかかるか把握する事が重要です。特に通常時にエアコンで管理している方も多いと思いますが、停電時にエアコンは使用出来ないためエアコン抜きでの温度調整が必要になる事を計算しておく必要があります。
爬虫類の室内飼育において特に注意しなければならないのが冬季です。停電時はエアコンで温度管理ができないため保温器具で温度管理を行う事が必要になります。大型のケージになればなるほど消費電力が高くなり管理の難易度が上がるため、私はもし停電が起きた際は一回り小さいケージに移して管理出来るように用意しています。
通常は夏季より冬季の方が圧倒的に電力を必要とするため、自身の生活や生体の保護を行う為に冬季に必要な電力を計算し1日にどの程度の電力が必要か把握しておく事が重要です。

ポータブル電源の容量ですが、Wh(ワットアワー)で表記されているものが多いです。
容量電力量(Wh)= 電力(W)× 時間(h)
例えば容量が1000Whなら100Wの電化製品を10時間使用できるという計算になります。
ただし、計算上では10時間となりますが、実際にはポータブル電源が自己消費する分があるため余裕をもって準備する必要があります。一般的に高い電力を短時間に使う場合は使用効率が高くなり、低い電力を長時間使う場合は使用効率が低くなります。
また、爬虫類の飼育に使用するライトや暖房器具類は多くの電力を必要とします。更に災害時に飼主自身の非常用電源として使用するためには大容量のポータブル電源が必要であると計算すれば分かるかと思います。
また、ポータブル電源を選ぶ際には安全性やアフターサービスが充実した大手メーカーの商品を選ぶことをおすすめしますのでまとめてみました。

ポータブル電源 おすすめの大手メーカー

ポータブル電源を購入する場合、製品のスペック以外にも下記を満たしているかを確認して選ぶと良いでしょう。

信頼と実績
販売企業がすぐに廃業してしまい、サポートを受けられない事態に陥らないためにも、企業活動が続いている実績のあること。

保証とサポート
製品保証が長く、アフターサポートやカスタマーサービスが充実していること。廃棄するときに困らないように回収サービスを行っていること。

安全基準と認証、技術力
国内外の安全基準(PSE、CE、FCCなど)に適合しているか。バッテリー技術や安全性への対応(過充電保護、過放電保護、短絡保護など)がしっかりしていること。

Ecoflow(エコフロー)

EcoFlowは、2017年に中国・深圳で設立された企業で、ポータブル電源の製造・販売を主に行っています。急成長中の企業で、特に大容量ポータブル電源市場で高い評価を得ています。独自の「X-Stream」技術により、一般的な製品より数倍速い充電が可能で、約1時間で0%から80%まで充電できる点が大きな魅力です。また、製品には2年から5年の保証が付き、無料の製品回収サービスも提供されています。

EcoFlowのポータブル電源は、過電流、過電圧、短絡、過熱を防ぐ多重保護システムと自動温度調整機能を搭載しており、高品質なリチウムイオン電池を採用。これにより、安定した電力供給と長寿命を実現しています。

保証やサービスは、以下の公式ストアで購入した製品に限られます。他の店舗や中古品では保証が受けられないため、購入時にご注意ください。

公式オンラインストア「EcoFlow Japan
Amazon.co.jp「EcoFlow Japan
Rakuten.co.jp「EcoFlow 公式楽天市場店
Yahoo!ショッピング「EcoFlow公式ヤフーショップ

Anker(アンカー)

AnkerはGoogle出身の数名の若者達が2011年に設立した企業で、本社は中国 湖南省長沙市にあります。Ankerはモバイルバッテリー、スマートフォン、タブレット、パソコン周辺機器などの製造販売を手掛けており、ポータブル電源以外の主力事業があるため、継続的なサポートが見込める点で安心です。

Ankerのポータブル電源は、「速い、パワフル、長寿命」をコンセプトにしており、急速充電、パワフルな出力、約10年の長寿命で快適に長く使用できる製品です。さらに、一般的なポータブル電源は電池残量60~80%での保管を推奨していますが、Ankerは100%満充電でもバッテリーが劣化しにくく設計されています。

保証は以下のような正規取扱店で購入した製品に限られます。購入する際は正規取扱店かどうかをよく確認してからの購入をおすすめします。

公式オンラインストア「Anker Japan
Amazon.co.jp「AnkerDirect
Rakuten.co.jp「アンカー・ダイレクト楽天市場店
Yahoo!ショッピング「AnkerDirect

Jackery(ジャクリ)

Jackeryは本社をアメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡フリーモントに構えています。設立は2011年です。ポータブル電源とポータブルソーラーパネルの製造・販売を主に行っています。

Jackeryのポータブル電源はコンパクトな設計で、デザイン性が良く取り回しの良さが特徴です。過充電保護、過放電保護、過電流保護、温度保護機能も搭載しており、安全性も高い設計です。

保証は以下のような正規取扱店で購入した製品に限られます。購入する際は正規取扱店かどうかをよく確認してからの購入をおすすめします。

公式オンラインストア「Jackery Japan
Amazon.co.jp「Jackery Japan
Rakuten.co.jp「Jackery Japan 楽天市場
Yahoo!ショッピング「Jackery Japan ヤフーショッピング店

BLUETTI(ブルーティ)※POWEROAK

BLUETTIは中国広東省恵州に本社を構えるPOWEROAKが立ち上げたポータブル電源ブランド名です。POWEROAK自体は2013年に設立で、BLUETTIをブランド化したのは2019年です。AC-DC充電器、リチウムイオン電池、インバータ、ポータブル電源などの製造・販売を主に行っています。

蓄電池関連技術においては世界トップレベルで、技術面においてはリーディングカンパニーと言っても過言ではありません。法人向けの大容量プロスペックモデルの販売も行っているため、停電対策に糸目をつけない個人としても、魅力的な製品があるのも特徴です。

保証は直販店で購入した製品に限られます。他の店舗や中古品では保証が受けられないため、購入時にご注意ください。

公式オンラインストア「BLUETTI.jp
Amazon.co.jp「BLUETTI Japan
Rakuten.co.jp「BLUETTI JAPAN 楽天市場店
Yahoo!ショッピング「BLUETTI Japan ヤフー店

超大容量のポータブル電源の紹介

爬虫類の設備を数日間稼働させることを考えた場合、大容量のポータブル電源が必要になります。そこで、個人で導入できる大容量のポータブル(バックアップ)電源をご紹介します。

EcoFlow DELTA Pro Ultra 6000~30000Wh


こちらは、EcoFlowで「家庭用バックアップソリューション」とカテゴライズされており、ポータブル<持ち運び>しやすい商品ではありませんが、いざとなれば持ち出しも可能です。本記事執筆時点で最も大容量な商品で、追加バッテリーを繋げていけば最大30000Whまで拡張できます。

DELTA Pro 3 4000~24000Wh


DELTA Pro 3はポータブル電源というカテゴリでは、最大級の容量で、単一ユニットで4000Wh、エクストラバッテリーを連結していけば、最大24000Whまで拡張可能です。大きい容量でかつ、災害時に少し離れた場所へ充電しに行く可能性があるのであれば、おすすめの商品です。ソーラーパネルとのセット販売もあります。

Anker Solix F3800 Portable Power Station 3840~26880Wh

他の大容量のポータブル電源とはデザインが異なり縦長のデザインです。持ち運び用のキャスターが付いているため、フラットな場所であれば移動がスムーズに出来ます。こちらの商品も大容量で最大26880Whまで拡張可能です。

公式オンラインストアで「Anker Solix F3800 Portable Power Station」をチェック
公式オンラインストアで「Anker Solix BP3800 拡張バッテリー」をチェック

DELTA Pro 3600~21600Wh


DELTA ProはDELTA Pro 3のひとつ前のモデルでこちらも、ポータブル電源というカテゴリでは、最大級の容量で、単一ユニットで3600Wh、エクストラバッテリーを連結していけば、最大21600Whまで拡張可能です。大きい容量でかつ、災害時に少し離れた場所へ充電しに行く可能性があるのであれば、おすすめの商品です。ソーラーパネルとのセット販売もあります。

BLUETTI AC500+B300S 3072~18432Wh


BLUETTI AC500+B300Sはすっきりとしたデザインで、制御ユニットのAC500と拡張バッテリーB300Sを組み合わせて使用するタイプです。B300S一つで3072Wh、最大6台接続可能で18432Whまで拡張できます。

BLUETTI AC300+B300K 2764~22118Wh


BLUETTI AC300+B300KはBLUETTI AC500+B300Sと同じく、制御ユニットのAC500と拡張バッテリーB300Sを組み合わせて使用するタイプです。大容量のポータブル電源はほとんど30kgオーバーですが、こちらはAC300が21.6kg、B300Sが29.5Kgで、他のポータブル電源に比べると持ち上げる動作がしやすくなっています。40kg以上はいざというとき持ち上げられないので、あえて小さめが良いという人におすすめです。

Jackery ポータブル電源 2000 Plus 2042~24000Wh


Jackery ポータブル電源 2000 Plusは単一ユニットで2042Whで、コンパクトなデザインで取り回しの良さが特徴です。拡張バッテリーをつないでゆけば、最大24000Whにもなり、携帯性と容量のどちらもかなえたい人におすすめな商品です。

Anker 767 Portable Power Station (GaNPrime PowerHouse 2048Wh)2048~4096Wh

Anker 767 Portable Power Stationは2048~4096Whの容量ですので、飼育規模が小さい場合おすすめです。シンプルで取り回しもしやすい設計になっています。

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